2010年09月05日

逆転無罪...



宮古島のアトール前で2008年11月、
酒気帯び運転でバイクに衝突して男子高校生=当時17歳=を死亡させたとして、
自動車運転過失致死と道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた被告Fの控訴審判決で
逆転無罪が言い渡されたらしいです。。


この死亡事故。

学校での祝賀会帰りの飲酒運転がらみの死亡事故ってこともあって
そういうことがいつ起こってもおかしくない
酔っ払い天国の宮古島の社会状況ってのもあってか

事故当時、結構話題になってたので
記憶にある人も多いんじゃないかと...




(経緯〜起訴前〜)

酒気帯び運転の軽ワゴンがバイクを跳ね飛ばす

バイク後部座席に乗ってた高校生死亡

被告F は
自分が酒気帯びで運転をしており、
乗っていたのは知人2人と娘2人であると主張
(ホントは知人2人と娘3人の6人乗車だったわけなんですが...)



(起訴〜地裁〜)

被告F 「事故を起こした時は、実は15才の娘が運転していた」

同乗者4人 「いやいや、被告Fが運転してたやん」

同乗者かつ15才の娘 「自分が運転してた」

地裁 「15才の娘が運転してたという具体的な証拠がまったくないから有罪!」


地裁判決

被告Fに懲役3年の有罪判決




(被告Fが控訴)

被告F 「ホントに娘(15)が運転してたんです!」

同乗者4人 「いやいや、被告Fが運転しました」

同乗者かつ娘(15) 「お母さんが運転してた」

高裁裁判官 「具体的な証言よりも、客観的に誰が運転してたかよくわかんないから無罪!」

高裁判決
被告Fに自動車運転過失致死罪については、無罪判決
※(酒気帯び運転に関しては、罰金30万円)





つまり、


地裁の判決ってのは
「誰が運転していたのか?」という
知人らの具体的証言(被告Fが運転しとった)を重視した判決なんやけど


今回の高裁の判決理由は

”なんじゃそりゃ?”と思ったわけで...


これこれ↓↓

被告Fが逮捕当初に娘の同乗を秘匿していたことについて
「被告Fが運転していた場合には秘匿理由が見当たらない。
 秘匿は娘の運転事実が発覚しないようにしたからと考えるのが合理的」と判断。

 また、被告運転を供述した同乗の知人らについては
「(無免許の)娘の運転が発覚すれば、事故を起こした道義的責任 を負うことから、
 事実を秘匿する動機があり、虚偽の供述をする動機がないとは言えない」と信用性を否定した。






自分が乗った車のせいで
目の前で人ひとりが亡くなっとるのに、

道義的責任を負わされる恐れがあるからっちゅうて

「誰が運転してたのか?」なんちゅう根本的な事故理由となるようなことを
事故当初から一貫して虚偽の供述をし続ける動機があると思う方が


普通はおかしいんちゃうの??




一般的な感覚では
この判決で、納得する人はおらんと思うんやが


司法の現場では、
こういうコネクリまわしたような論理を言い出してくる
”論理上手な?”裁判官が
結構いとるような気がするのが怖いでんな。





さて。
もっと怖いのがこの事件のその後の話。


なんと!
先月、8月31日。

福岡高検那覇支部は


上告を断念したらしいっす!!



どうやら日本の司法制度は
社会正義の実現なんてどうでもいい模様。。




遺族にとってはやりきれんやろし、
かける言葉もないです。。








それにしても、
遺族も「警察や検察には犯人が誰なのかはっきりさせてほしい」と訴えておられるようやけど




上告する理由が見出せないので、上告断念しとるくらいやから
事故の捜査自体が実はかなり、”ええかげん”だったんではないかと思われ。





と思うのは

実はボクもある出来事のせいで
宮古島警察ってちゃんと機能しとるのか?


という疑念があるんですよねぇ。。。







また次回にでも...






posted by カン at 17:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 宮古島2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする